セラミドとは

「セラミド(ceramide)」とは、皮膚の角質層の細胞と細胞の間にある脂質の約50%を占めるスフィンゴ脂質のことです。「セラミド」は水に溶けない脂質部分と水に溶けやすい水溶性部分を合わせ持つ物質で、水分を抱え込むことができる、もともと人間の体にも豊富に存在している物質です。「セラミド」は肌の水分量を保つだけでなく、外界の真菌、細菌、ウイルス、紫外線、化学物質、水などから、体の内部進入を防ぐバリアの働きもしています。また、「セラミド」は細胞周期の停止、老化、分化、免疫応答炎症などの細胞の運命決定にも関わっていると言われています。「セラミド」が幹細胞に増殖指令の働きをすることにより、新しい細胞を形成して、皮膚の再生の働きすると考えられています。

皮膚は3層構造をしていて、敏感肌に関係の深い皮膚のバリア機能を担うのは、主に角層です。この角層を構成している角質細胞同士の間を埋めているのが角質細胞間物質というリン脂質で、その主要成分が50%程を占める「セラミド」なのです。乾燥した肌は外的刺激に弱く、アレルゲンとなる異物の侵入を容易に許してしまいます。「セラミド」などの角質細胞間物質が不足すると、角層の配置は乱れやすく、皮膚にデコボコができ、これがカサつきになるのですが、こうなると皮膚表面には汚れも残りやすく、異物が侵入しやすい環境が出来上がってしまうのです。アトピー性皮膚炎の人には、この「セラミド」が足りていないこともわかっており、その改善にも効果があると言われています。

この「セラミド」は加齢によって少しずつ失われ、それにより肌の水分量が減り、「乾燥肌」「しわ・たるみ」などの年齢肌の原因になってきます。なので「セラミド」の補給は、美肌・美白の促進、肌荒れの予防、乾燥肌の改善などの作用が期待できます。「セラミド」は生活習慣の乱れやストレス、空気の乾燥などによっても減少してしまいますので、日頃のお手入れや生活習慣の改善を心掛けることも大事になってきます。

従来は牛から抽出された「セラミド」が主流でしたが、最近では植物、国内では米ぬかや小麦粉、コンニャク芋などから抽出されたものが主流になっています。「スキンケア商品」や「サプリメント」「食品」「美容液」などにも「セラミド」を使用したさまざまな商品があります。ただ、植物性の物は、植物自体に含有量が少ないため、高価なものも多いのが現状です。「セラミド」は、油溶性成分であることから、水主体の美容液に配合することはできません(クリームには配合できます)。最近ではサプリメントよく配合されています。

このように「セラミド」は、肌の油分を保つことにより細菌やウイルスなどの進入を防ぐ役割、水分を保ち潤いのある肌を作り上げる役割などを担う、エイジングケアには効果的な美容成分です。無添加のせっけんや化粧品を使うことと併用して摂取し、エイジングケアに役立ててください。

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